アンビリーバボー!木次線 涙のスイッチバック 〔島根県〕
06 09, 2008 | デンシャ旅 -中国(JR)
4 Commentsいよいよ木次線のハイライト区間にさしかかった三井野原で、まさかの展開!
突然、信じられないほど大勢の人たちがドッと乗り込んできたのです。

聞くと、世界遺産の石見(いわみ)銀山など島根の名所を巡るバスツアーの人たちでした。




そもそも僕がナゼ、青春18きっぷシーズンでもないこんな時期に木次線を訪れたかといえば、
鉄道ファンや観光客の賑わいを避けて、普段の木次線を味わいたかったからです。
魅力的な観光トロッコ列車『奥出雲おろち号』さえ念入りに避けたというのに、
まさか観光バスツアーの一団が途中から合流してくるとは、僕には思いも寄らなかった展開でした…。
1枚目=それまで僕を含め5人しかいなかった車内が一変、この有様…。
2枚目=ループ式の道路では日本一の規模という、奥出雲おろちループ…は辛うじて見えました。
3枚目=進行方向を変え、最初のスイッチバック。色めきたつツアーの方々。
4枚目=出雲坂根駅へ向け、降りていきます…って、見えねーって!
5枚目=二度目のスイッチバックは間隙を縫って何とか撮影(泣)。右手から降りてきて左へ下ります。
ハイライト区間を存分に堪能されたツアー御一行は、
出雲横田へ先回りしていたバスに再び乗り込んで去っていかれました。
いや、この人たちを恨むのは筋違いです。
興味あろうとなかろうとツアーに組み込まれているのですから。
おいしいところだけつまんで消費する旅行会社の商魂、そういった旅の形態に対する疑問、
そして何時間もかけて列車を乗り継いできた自分のやり場のない気持ちを抱えたまま、
次の宍道行きの列車を1時間待つために僕も出雲横田に降り立ったのでした。
撮影日:5月31日
■Nikon D300 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)

3位再浮上 木次線なんてどうでもいいし飽きたとおっしゃる方もあるかもしれませんが ありがとうございます