盆旅2010 #14 上越線 越後湯沢~渋川 〔新潟県~群馬県〕
10 07, 2010 | デンシャ旅 -信越(JR)
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2010年8月14日、お盆の青春18きっぷ旅二日目。
越後湯沢駅で1時間のインターバルのあと、上越線の旅を再開。

12:00発の水上(みなかみ)行きに乗車。直江津からずっとこの色の115系です(苦笑)。
ただでさえ本数の少ない長岡~水上間を通しで運転する便なので車内は混んでました。

スキー場も消えて山中深く分け入って来た印象の土樽(つちたる)付近。
川端康成の小説『雪国』の冒頭「国境の長いトンネルを抜けると~」は、このすぐ先の
清水トンネルを群馬側から抜けた情景を記したものだそうです。

確かに、抜けるのに10分ほどかかった長いトンネルを出ると、
トンネル内の秘境駅として有名な土合(どあい)。
ただ、それは複線化で新たに掘られた新清水トンネルの下り線ホームのことで、
今回僕が乗ってる上り線の土合駅ホームは地上にあります。
鉄道ファンにはこの越後中里(えちごなかさと)~土合~湯檜曽(ゆびそ)の一連の
ループ線や地中秘境駅が上越線のハイライトだと思いますが、僕にとっては
トンネル内との激しい気温差で窓は曇りまくるし途中下車の余裕はなかったしで
まったく何も見なかったに等しい、残念な区間になってしまいました…。

そんなこんなで列車は12:39、終点の水上(みなかみ)へ。到着直前、駅構内にSLの姿が。
無知な僕は保存されてる車両かと思いましたが、季節列車の「SLみなかみ」だそう。

水上駅。ここも温泉地だそうで、くわえてお盆だし「SLみなかみ」の走る日だし
18きっぷシーズンだし、ということで駅の中も外もごった返していました。

水上からは12:46発の高崎行きに乗り換え。107系というデンシャだそうですが、
JR東日本歴の浅い京都人の僕は見たこともない配色に軽くカルチャーショック。

オールロングシートでしかも満員(泣)。関東の都市近郊路線へ入ったんだなぁ、と
立ちんぼの僕は思い知らされます。(本当は席を確保したけど景色が見たくて立ちました)

あと30分ほどで着いてしまう高崎まで乗り通せば上越線完乗!
なんですが13:24、渋川で降りて珍しいデンシャ(当人比)を見送ります。
(つづく)
撮影日:2010年8月14日
カメラ:Nikon D300 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
