房総デンシャ旅 #22 大多喜の町 〔千葉県〕
03 01, 2011 | デンシャ旅 -関東(私鉄・三セク)
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2011年1月9日。
キハ52との出会いがなくても、もともと大多喜駅で途中下車する予定でした。
本田忠勝が築城した大多喜城…は戦国時代ファンではないので半分どうでもいいのですが
その城下町が「房総の小江戸」と謳われてイイ感じっぽいので訪れてみたかったんです。
(写真はその大多喜城、中は博物館になっている模擬天主)

いすみ鉄道・大多喜駅の向かいにある、大多喜町観光本陣(案内所)。

そこでレンタサイクルを300円で借ります(冬季は午後4時まで)。
ひと時とはいえ相棒なので命名。大多喜にちなんで「ヒデジ」に決定!
(大多喜→大滝→名優・大滝 秀治=おおたき ひでじさんゴメンなさい)

手軽に3分!ククレカレー。ハウスのマークも古っ!イイ、いいぞこの町は間違いなく。

夷隅(いすみ)神社の鳥居脇に、重厚な構えの大屋旅館(国登録文化財)。
江戸時代から旅籠として創業、現役で営業中なのも素晴らしい…。
あの つげ義春(マンガ家)も訪れたそう。

その向かいには、もう何屋さんだったのか知る由もありませんが看板建築の建物が。
たまらん…。

こちらは江戸時代から続く造り酒屋、豊乃鶴酒造(国登録文化財)。
僕ぁ酒が飲めないのでよく分かりませんが銘酒「大多喜城」の蔵元なんだそうです。

土蔵造りの商家で質屋・金物屋を営んでいた「釜屋」、と観光マップにあった建物。

重要文化財の渡辺家住宅。嘉永2年築、江戸後期の町屋なんだそう。
やっぱ屋根とか、京都の町屋とはまた違いますね。

14:20分頃に大多喜駅に着いてキハ52でちょっと時間費やして、
15:34の列車で去るまでの1時間弱ぐらいをヒデジと駆け足で巡ったワケですが、
そんなモンじゃ全然足りない想像以上に素晴らしく味わい深い場所でしたね。
この何倍も写真撮ってるんですけど、今度は歩きながらもっと丁寧にカメラに収めたい、
名前の通り「大多喜」な町でした。←前回も言った
(つづく)
撮影日:2011年1月9日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
