GW2011-九州 #6 JR吉都線 〔宮崎県〕
06 03, 2011 | デンシャ旅 -九州(JR)
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2011年5月3日、GW九州旅2日目。
鹿児島県の吉松(よしまつ)と宮崎県の都城(みやこのじょう)を結ぶ
JR吉都線をこの日最初に訪問しました。

晴れていれば霧島連山がキレイに望めるそうですが、あいにくの天気。
今年1月に52年ぶりの爆発的噴火のあった新燃岳(しんもえだけ)もどこだか…。

運転本数が少ない(昼間は2時間に1本)のを何とかやり繰りして2駅訪問してみます。
一つ目は京町温泉(きょうまちおんせん)駅。

ちょっと町歩き。昭和レトロな温泉街のたたずまいがイイ!でも正直かなり寂れてます。

道中で出会った地元の方。「昔は一晩じゅう温泉客のゲタの音が絶えず、
夜中にドアを叩いて道を尋ねる人までいた」そうです。

次回も吉都線の続きを。
(つづく)
撮影日:2011年5月3日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
イラストマップ:Painter9.5 + Wacom intuos2で作成


★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)
JR周遊きっぷ九州ゾーン旅の2日目
本来は指宿枕崎線の予定だったが予報通り天気が崩れそうなので
3日目の予定と入れ替える よって本日は吉都線ほか山の路線の旅

鹿児島中央 5:38発の日豊本線 6920Mで都城まで 817系
6:00発の特急「きりしま2号」が便利だが都城で吉都線への乗り換え時間が5分しかない
都城駅をゆっくり訪問したいがために始発の普通列車に乗る
正確には日豊本線の起点は鹿児島駅
2年前に鹿児島中央~隼人(はやと)間は特急「はやとの風」で通(とお)った
錦江湾沿いの車窓から見えるハズの桜島は天気のせいでまったく見えない 残念

都城のひとつ手前の西都城に停車中 廃墟っぽい香りのする高架駅だった
国鉄時代からの駅名標じゃないだろうかコレは
1987年まで分岐していた志布志線(しぶしせん)の駅名が右下にうっすら残ってる!
志布志方面へ向けて途切れている高架も残ってたし、
こんなに面白そうな駅と分かってたら降りる計画を立てたのに…

7:09、都城着
駅舎に「がんばろう日本」の垂れ幕
東日本大震災・新燃岳・鳥インフルエンザ・口蹄疫、の文字が続く
大震災で忘れかけてたけどそういえば宮崎も大変だったんだった

ホームや側線がいくつもある大きな駅だが寂寥感が漂う 好きだけど
着く直前に高架から見た都城という街自体、大きいけれど同様の印象だった
7:30、吉都線下り 2925Dで都城をあとにする 単行(1両)のキハ40 車内は乗客数人

東高崎(ひがしたかさき)駅ホームの張り紙を停車中撮影
今年(11年)1月26日の新燃岳の爆発的噴火で吉都線は何度か不通になったそう

8:56、京町温泉駅に到着 吉都線下り(吉松方面)宮崎県最後の駅
着いた時は無人だったが帰り際には委託の駅員さんらしき人が出勤してきた
駅舎内に「食い散らかさずにちゃんと片付けて帰って下さい」などの張り紙
僕も見かねて片付けることがあるがよっぽどヒドい時があるんだろうな…

記事本編写真4枚目の「京町銀天街」アーチをくぐったところ
朝なのでスナックは開いてないにしても、旅館などは営業中かどうか判然としない
このあと寄ったコンビニで温泉マップをもらったが、温泉宿は確かにたくさんある

次の訪問駅へ向けて上り(都城方面)列車を待っていると
ネコが線路だけじゃなくホームも横断していった
旅の最中は日常を忘れているけど、飼い猫イッキューを思い出す