GW2011-九州 #10 くま川鉄道終点・湯前 〔熊本県〕
06 08, 2011 | くま川鉄道
2 Comments
2011年5月3日、GW九州旅2日目。
くま川鉄道の終点・湯前(ゆのまえ)駅に到着。
どこにも繋がっていない行き止まりの盲腸線なので折り返すしかないのですが、
次の発車時刻まで70分もあるので、降り止まぬ雨の中、町をブラついてみます。

駅にあった町歩きマップに「旅館」としか書かれてない、
営業してるかどうかもイマイチ不明だけど立派な建物。

町の中心を通る国道219号から脇道へ逸れて。

整然としたカオス空間。
いやー、僕はこういう光景に出会えるだけで幸せなんです。好きなんです。

色んな場所でツツジがキレイに咲いてました。
さて、そろそろ帰る時間です。
(つづく)
撮影日:2011年5月3日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR


★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)
14:22、湯前駅に到着

国鉄時代からのものと思われる木造駅舎
駅舎の周りは「ふれあい広場レールウィング」なるハコモノ的な整備が施されてしまってるけど
これを残してあるというのは素晴らしい!正直、沿線でここしか訪問したい駅舎はなかった

記事本編の「旅館」 国道219号線沿いにある
湯前という町自体の規模は3セク鉄道の終着駅の位置する町としてはかなり大きい部類

球磨焼酎の蔵元、豊永酒造さんのレンガ造りの煙突
ちなみに僕は酒は飲めない

クリーニング、って看板出てるけどほぼタバコ屋さん 何か懐かしい雰囲気
このGWの頃は特に、震災の影響でどこへ行ってもタバコが手に入らなかった
あ、もちろん喫煙者として実感を述べておりますハイ
関係ないけどこないだTVでY.M.O.の細野さんとくるりの岸田君が対談しながら
タバコ喫ってるの見て何か心強くなった

畳屋さんと、美容院とか何か昔は店だったんだろうな、ってお宅
雨で町の方と誰にも会えなかったのが残念

素朴なお堂の素朴な聖観音(しょうかんのん)サマ
案内板によると室町後期あたりの作らしい 仏像マニアです僕
この日、よりによって湯前をブラついていた時がもっとも雨が激しかった
カメラが濡れるのは構わないけど、傘を差しながらだと不自由でストレス
15:31、上り16Dで人吉へ戻る

15:52までの数分間、あさぎり駅で対向のKUMAとの列車交換待ちで駅前へ
旧称・免田(めんだ)駅だそう
凝った駅舎だと思ったら大部分が「あさぎり町商工コミュニティセンター」らしい
何かイベントっぽいのが催されてて小腹が空いてたので出店でフライドポテトを買う
16:16、人吉温泉駅着

17:06の肥薩線下りに乗るまでの時間、人吉の町を歩いてみる
が、思ったより時間がなくて、熊本で唯一の国宝建築物だという
青井阿蘇神社しか訪問できず 独特の雰囲気で確かに素晴らしい
でも、ここも神仏習合の時代もあったみたいだけど神社は何だかニガテ 「寺」派です