GW2011-九州 #23 日豊本線 南宮崎~延岡 〔宮崎県〕
06 28, 2011 | デンシャ旅 -九州(JR)
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2011年5月6日、GW九州旅最終日。
南宮崎から特急「にちりん」4号で日豊(にっぽう)本線を北上します。
乗り残している九州のJR路線は、いよいよ日豊本線のみとなりました。

日豊本線は福岡県の小倉(こくら)駅から大分県、宮崎県を経て
鹿児島県の鹿児島駅とを結ぶ全長462.6kmの長大な幹線。
宮崎~鹿児島間は今回の旅、小倉~大分間は2年前までに既に乗っているので
残るは宮崎~大分の区間だけです。

都農(つの)~美々津(みみつ)間の車窓に展開する、リニアモーターカーの実験線跡。
1977年から、実験の場が山梨へ移される1996年まで使われていたそうで、
現在は太陽光発電のためのソーラーパネルが。

延岡までの随所で日向灘を目にすることができます。

ずっと訪問したいと願っていた都農駅。
特急であっさり乗りつぶしても味気ないので、日向市(ひゅうがし)駅から戻ってきました。

都農から再び北上、延岡(のべおか)駅で。
2005年の台風で壊滅的被害を受け、07年に廃止されてしまった、
高千穂(たかちほ)鉄道が乗り入れていたスペースが残っていました。
(つづく)
撮影日:2011年5月6日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
イラストマップ:Painter9.5 + Wacom intuos2で作成


★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)
6:46に宮崎空港から普通列車として乗ってきた8580Mが
6:54、南宮崎から5004M 特急「にちりん」4号に
特急通勤らしき乗客で満席になるが僕は既に座席も確保できててラッキー、
と喜んでいたら予期せぬハプニングに遭遇
宮崎、宮崎神宮と停車し、佐土原(さどわら)へ向かう途中で
ヘンな音がしたと思ったら車内の照明が落ちた

7:13、佐土原 今は無い「妻(つま)線」の分岐駅
元々この特急の停車駅だが、時間を過ぎても発車しない
テンパった車内放送が「ヒューズが飛んで修理中」とか告げて照明が点いたり消えたり、
車両の電源が入ったり落ちたりしてる 僕にメカ的な知識はないがかなりトラブってる様子
日豊本線もこのあたりは単線、ダイヤが乱れてホームに通勤通学客があふれる
やがて対向の下り普通列車が入ってきて気の毒な混み様で宮崎へ向かって行った
結局、20分ぐらいロスしてようやく当列車の運転再開
自分の乗るデンシャがダイヤを乱す原因となる経験は初めてだ

本来7:50着の日向市駅を8:08頃下車する 計画が狂った
予定では高鍋で降りて普通列車で川南、東都農、都農と
4駅訪問できたハズなのに…

降りるつもりの無かった日向市駅から都農を目指して折り返す
8:34、7分遅れの5079M 特急「ひゅうが」9号に乗車 783系

再びリニア実験線跡を望みながら南下

8:51、4分遅れまで回復して上りでは停車しなかった都農駅着
昭和モダン建築といった感じの見飽きないイイ駅舎 有人駅

駅前の風情も侘しさを感じるけど駅舎とマッチしてる
駅舎の中もイイ 写真をたくさん撮った
ダイヤの乱れはまだ少し残ってるようで、定刻の9:30から4分遅れの726Mに乗車 817系

訪問するハズだった隣の東都農(ひがしつの) リニア実験線を間近に望める秘境駅
いまはホームしかないが数年前まで駅舎もあったそうだ

726Mの終点、延岡にも4分遅れのまま到着

駅舎の北側、高千穂鉄道の駅舎があった場所
もちろん当時のことは知らないので近くに居た方に確認した

国鉄高千穂線も、三セク化された高千穂鉄道も知らない僕
跡形もなくなっているよりはマシだと思うしかない