2007-初九州旅 #1 小倉~門司港 〔福岡県〕
07 06, 2011 | デンシャ旅 -九州(JR)
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再び九州は小倉へ戻ってまいりました!
…といっても時間も戻って2007年10月6日。
いまから4年前、僕の初の九州デンシャ旅の模様をお伝えします。
先のGWの旅で九州のJR全路線完乗達成!とかのたまっておきながら
過去記事が欠けまくってるのがどうにも心苦しく(っていうかマヌケ)、
九州新幹線全線開通を改めてお祝いする意味でも「九州特集」という形で
しばらく過去の九州旅記事を展開していこうと思ってます。

そんなこんなで新幹線で九州入り、初めて降り立ったのは小倉駅。
初めて乗ったのは鹿児島本線の415系普通列車でした。

最初の目的地は、門司港駅。
鹿児島本線の起点ですが、この時は全路線制覇とか特に意識してなかったですね(苦笑)。

駅舎訪問は今も変わらない僕の旅の大きな目的のひとつ。
1914(大正3)年築の、九州を代表する素晴らしい駅舎にシビれました。
後の2009年1月にも再訪しています。

駅のすぐそばの港から望む関門海峡。
この2007年から急にとりつかれたように僕の鉄道旅は始まったんですが、
この頃はまだデジタル一眼レフも(っていうかカメラ自体)興味なかったし、
特にこだわりもなくテキトーに選んだコンパクトデジカメで旅してました。
"写真"も全然変わってないし(苦笑)、別に写りも何も問題ないんですけど、
撮りたい気持ちとズレまくるタイムラグとか、撮る行為そのものの楽しさが全然違うので、
いまこのカメラだけで旅しろ、って言われたらちょっとムリかも。
(つづく)
撮影日:2007年10月6日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS


★旅メモ(つぶやきレベルの回顧録)
記念すべき初デンシャ旅イヤーということで2007年の時刻表が残ってるので
それも参照しながら基本的に憶えてる範囲で振り返って行きます
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この2007年 初九州旅の一番の目的は、翌年の春に廃線になる、
島原外港~加津佐間を含めた島原鉄道の訪問
いま乗っておかねば、という危機感が最大の動機
10月の三連休を利用して、毎年秋に発売される
「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を初めて使用した旅だった
っていうか、青春18きっぷで初めて旅したのもこの年の夏
この頃は何でも初めて尽くしだった

ただ、九州までは「別腹」で新幹線利用
10月6日、京都7:13の「こだま」593号で新大阪7:27着、
新大阪から7:32発の500系「のぞみ」501号に
まだ16両編成「のぞみ」として東海道新幹線も疾駆していた全盛期の500系
これに初めて乗ってみたいがためでもあったが、下り500系始発は新大阪発だったので
やむなく上記のような行程になった次第

広島から西へ行くのも初めてだったからこの徳山の工場プラント群も瞠目した
いまでも山陽新幹線でお気に入りの車窓風景

9:38、小倉着
(過去の家族旅行を除きデンシャ旅として)初めて踏む九州の地
小倉駅の北口(現・新幹線口)に出てみたのはこの時以来、ないなぁ…

小倉駅南口(現・小倉城口)
駅ビルに出入りするモノレールとペデストリアンデッキがすごく刺激的に感じた
いまでも好きな駅前風景のひとつ
小倉3番ホームから9:53の532Mに乗車 415系
当時の時刻表の鹿児島本線の頁に写真のExif情報に該当する列車がないと焦ったが
日豊本線の頁にあった
これから乗る小倉~門司港間は鹿児島本線だけど日豊本線の列車も乗り入れる

水戸岡さんデザインの車両を目にして九州にいることをより実感

10:08着の門司港駅の、0哩(ゼロマイル)の碑
明治24年、九州初の鉄道会社・九州鉄道の起点、当時は門司駅として開業した門司港駅
現在もJR鹿児島本線の起点

外観だけでなく駅舎内もホントに素晴らしい
これだけ立派で重文だとフツーの人もわざわざ見に訪れるが、
同じくらい貴重で素晴らしいのに誰にも顧みられることなく
あっさり建て替えられてしまった駅舎をこの後いくつも見てきた