2007-初九州旅 #3 西鉄、甘木、長崎本線 〔福岡県~長崎県〕
07 08, 2011 | デンシャ旅 -九州(JR)
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2007年10月6日。初の九州デンシャ旅初日は今回で終わり。
筑豊電鉄訪問の後、博多まで移動して西日本鉄道で写真の西鉄二日市へ、
西鉄大宰府線に乗り換えて西鉄五条駅で下車。

太宰府(だざいふ)天満宮を差し置いて、僕は仏像見たさに観世音寺(かんぜおんじ)に。
京都にもない、像高5メートル以上の巨大な馬頭(ばとう)観音に感動。必見!

再び西鉄を南下、小郡(おごおり)で甘木(あまぎ)鉄道に乗り換えて
JR鹿児島本線の基山(きやま)駅。
西鉄はいまだ乗り残してますが、甘木鉄道は2009年に再訪して完乗しました。

鳥栖(とす)で長崎本線の列車に乗り換え、初日のゴール・諫早(いさはや)を目指します。

普通列車で3時間近くかけてようやく諫早に到着。
二日目はここから島原半島へと伸びる、現在では廃線になってしまった区間も含む
島原鉄道全線を旅しますが、それはまた次回に。
(つづく)
撮影日:2007年10月6日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS


★旅メモ(つぶやきレベルの回顧録)
黒崎から13:11、鹿児島本線・準快速4345Mに乗車 813系

14:06、博多着 地下鉄への乗換えがてら駅前に出てみた
もうこの頃から九州新幹線開業に向けて駅舎の増改築工事が始まってたんだなぁ

西鉄に乗るために、博多から福岡市営地下鉄空港線に
2年後の09年、筑肥線(ちくひせん)訪問の際も博多から姪浜(めいのはま)まで乗ったが
この時は西鉄の乗換駅、天神までたった3駅・6分ほどの乗車

西日本鉄道・天神大牟田線(てんじんおおむたせん)の起点、
西鉄福岡〔天神〕駅から14:30発の特急に乗車 西鉄8000形
特急だけど西鉄は京阪みたいに別料金の要らないスタイルだった
14:42、西鉄二日市(にしてつふつかいち)着
西鉄大宰府線14:47発の列車に乗り換え 西鉄5000形

たった一駅、14:50に西鉄五条着 観世音寺訪問のため
道を尋ねると駅員さんから丁寧な説明と共に略図をいただいた

観世音寺の宝蔵
いとう せいこう・みうら じゅん「見仏記」(けんぶつき)で読んで
見てみたくてたまらなかった巨大馬頭観音がこの中に
写真でお見せできなくて申し訳ないが圧巻だった
全国の仏像も見て周りたいと思っているのだが、なかなか駅から近い名刹は少ない
再び西鉄五条から16:12の列車で16:15、西鉄二日市着

何このイイ感じの車両!と撮ったがもう現在は走っていない2000形(泣)
西鉄二日市から16:25の急行で16:38、西鉄小郡着

西鉄小郡から少し離れた甘木鉄道の小郡駅へ徒歩で移動、
16:42の便で16:50、基山着
観世音寺を訪問するのに随分ややこしい経路を辿ったもんだと今は感じるが、
初の九州デンシャ旅ということで多分、色々乗ってみたかったんだと思う
甘木鉄道が乗り入れるJR基山駅からは再び鹿児島本線、
16:55の4355Mに乗車 813系

17:00、鳥栖着 Jリーグのサガン鳥栖の本拠地・鳥栖スタジアムが駅のすぐ脇に
京都サンガF.C.を応援してる僕としてはアウェイ、敵地に乗り込んだ気分だけど、
こんな立派な専用スタジアムを持つ鳥栖が正直うらやましい(号泣)

鳥栖で長崎本線2863Mに乗り換え 17:04発 817系
吉野ヶ里遺跡のそばを通ったり、夕陽が眩しかったのをすごく憶えてる

ところが、単線で交換待ちなどやたら運転停車が多く、途中からかなり閉口した
この頃はそんな「単線の掟」を、そもそもここが単線だということさえ知らなかった
ちなみに写真は肥前七浦
意味が分かってないので駅舎がすぐ目の前だというのにホームにしか降りてない!
何という大バカ

多良(たら)駅では10分ぐらい停まったようで、
ようやく何となく状況が飲み込めてきたのか、駅前に出ている
が、秋の日没は早く、真っ暗で全景が分からない

19:43、この日の宿泊地・諫早着
実際、鳥栖から3時間近くかかったが、途中から真っ暗で車窓も楽しめず
倍以上の時間を費やしたような徒労感で降り立ったことはいまだに忘れられない