2007-初九州旅 #9 長崎電気軌道 〔長崎県〕
07 22, 2011 | 長崎電気軌道
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2007年10月8日、初九州旅最終日(3日目)。
福山雅治さんの故郷・長崎の街を、観光も兼ねつつ
福山さんも乗ったであろう路面電車、長崎電気軌道で駆け巡ります。
…って当ブログが福山さんにちなむ必然性は別にないんですけど(好きですけどね)。

築町(つきまち)駅で。
路面電車はやっぱイイですねぇ。当時も今も一番好きなデンシャです。

09年に20円値上げされましたが、この時は一乗車がたったの100円!
長崎電気軌道は値上げされた現在も運賃が日本一安い路面電車です。

現在は5000形という新型が登場してるみたいですが、
この時は最も「なう」な超低床車両だった3000形。

1982(昭和57)年の長崎大水害で廃車になった車両が再利用されている、
賑橋(にぎわいばし)駅近くのレストラン「きっちんせいじ」。
今回は路面電車編、ということで長崎観光は次回。
(つづく)
撮影日:2007年10月8日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS


★旅メモ(つぶやきレベルの回顧録)
7:17、JR長崎駅着
JR長崎駅構内の観光案内所的なブースで長崎電気軌道の一日乗車券を購入
現在も発売されてて値段は500円とあるが、当時もそうだったか記憶がもうない
長崎電気軌道の路線数は5、運行系統としては実質4つあって、総延長は11.5km
とりあえず全部乗りつぶす算段 観光もしたが今回はその顛末に絞って話を進める
系統にもよるが日中の運転間隔は5~8分 記載の時刻は写真のExifデータによる
まずは長崎駅前から8:00頃、最も長い本線を北へ

8:17頃、北の果て、赤迫(あかさこ)に到着
路面電車の終点は大抵、不意に途切れておさまりの悪い独特の雰囲気がある
すぐ折り返して、住吉(すみよし)で8:20頃下車している
赤迫~住吉間が赤迫支線 ひとつ完乗

8:55頃、浦上車庫前
この間、住吉からここまでのすべての電停の写真が残ってる(!)
すっかり忘れてたが、どうも全駅制覇を考えてたクサイ
写真は電停の脇の長崎電気軌道西町営業所
ここで何かグッズを買った記憶があるが肝心の買った物がどうしても思い出せない
実のところ集める趣味もないので気まぐれだったんだろう

「浦上車庫前」の名称通り、車庫がある 熊本交通と都電の車両が休んでた
大橋、そして松山町(まつやままち)から平和記念公園などを訪問

11:00頃、浜口町(はまぐちまち)
電停すぐそばの長崎西洋館の建物内を線路が通ってて面白い

浜口町で全駅下車はアホらしいと悟ったのか11:20頃には公会堂前に移動している
とりあえず本線の長崎駅前から蛍茶屋支線を結ぶ桜町支線を完乗

11:37、蛍茶屋支線の終点、蛍茶屋(ほたるぢゃや)に到着
奥にファミレスを戴く蛍茶屋車庫

蛍茶屋支線を折り返して11:45頃、賑橋で下車
眼鏡橋などを見たあと、昼食を電車レストラン「きっちんせいじ」で

旅先でほとんど名物とか食べない僕が長崎名物トルコライスを
美味かったし特に鉄ちゃん向けの店というワケでもないのでオススメ

賑橋から今度は大浦支線の終点、石橋へ 12:55頃着
蛍茶屋支線、そして築町~石橋間の大浦支線完乗
グラバー園の方まで行ったりオランダ坂などを訪れたあと、
13:37頃、大浦天主堂下から再び大浦支線を折り返す

13:44頃、築町で乗り換え 中華街も近く、やたらと人の多い電停だった

車内広告 今春(2011年)全通した九州新幹線鹿児島ルートも
この時はまだ開通してなかったが、もう一つ、長崎へのルート案もある
「今こそ」がどのタイミングか甚だ不明だけどそれ以上に車両のイラストが笑える
まるで70年代ぐらいに空想された「未来の乗り物」ですやん!(笑)

中華街や思案橋に寄り道したあと、14:44頃、
本線の終点、正覚寺下(しょうかくじした)に到着

正覚寺下は川の上にホームがある珍しい電停

正覚寺下から本線のデンシャに乗って出島(でじま)で途中下車

15:20頃、長崎駅前へ戻る
これで本線も完乗、長崎電気軌道全路線を制覇
路面電車だけクローズアップすると何をワケ分からんことを、
と映るが、街の色んな表情が車窓から伺えて楽しい