2007-初九州旅 #10 長崎 〔長崎県〕
07 23, 2011 | デンシャ旅 -九州(私鉄・三セク)
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2007年10月8日、初九州旅最終日(3日目)。
見どころが点在してる長崎の街は、路面電車で廻るのがもってこい。
ごく一部ですが、この日僕が寄り道して目にした長崎の風景を。
まずは平和公園、平和の泉から望む平和祈念像。

平和公園の祈りのゾーンにある、原爆落下中心碑。要するに「グラウンド・ゼロ」。
昭和20年8月9日11:02、この500メートル上空で原爆が炸裂したワケです。
原爆も原発もF x x K!(怒)

原爆で破壊されながら再建された浦上天主堂。

公会堂前電停でたまたま目にした「長崎くんち」!
この当時から何も調べず旅に出ていた僕は狂喜乱舞。

長崎は「坂の街」とよく耳にしますが、こうして眺めると何か、
山が街になってるっていうか。
例えばモナコみたいに整然としてないところもまたイイです。
次回はこの旅最終回。
(つづく)
撮影日:2007年10月8日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS


★旅メモ(つぶやきレベルの回顧録)

平和公園、平和祈念像 松山町(まつやままち)電停から徒歩5分ぐらい
平和の泉の正面の碑に刻まれた、
「のどが乾いてたまりませんでした/水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて/とうとうあぶらの浮いたまま飲みました」
っていう被爆少女の手記が哀しくなる

原爆落下中心碑

長崎原爆資料館(のエントランス付近)
館内撮影は手続きが必要とのことであきらめて見学だけにした
この年の夏に訪れた広島はフラッシュ禁止なだけで自由だったのにな…

浦上天主堂まで足を伸ばしたら急に晴れたので、
何も信仰してないけど仏像だけは好きな僕も改宗(?)したくなった

公会堂前の電停で遭遇した長崎くんち
祭りは大好きなので車内から見えてソッコー降りた
市内の至るところで神輿なども見た イイ日に来たと思った

賑橋電停で降りて眼鏡橋を見に来たが、龍馬&幕末好きの僕は
龍馬のあの有名な写真を撮った上野彦馬生誕地の碑の方にハートを鷲掴みに
日本初のプロカメラマンであるワケで、写真&カメラ好きな方はぜひ詣でられたし

石橋電停からグラバー園の方まで上ったがグラバー園は以前来たことがあるので
寄らずにまた降りてきた 電停付近の何でもない小路の方が何か魅力的だった

そのままオランダ坂の方まで歩いてみた 一応、坂も登ってみたけど、
今となっては写真左手のレンガ造りのタバコ屋が一番魅かれる

孔子廟のそばのイイ感じにレトロな銭湯

築町電停から長崎新地中華街を抜けた先の湊公園前にある薬局
その名も「つりがね堂薬局」 釣鐘の下のプロペラは何!?

思案橋(しあんばし)電停近くにある、カステラの老舗「福砂屋」本店
試しに買って帰ったら、全然好きじゃなかったカステラの概念が変わった

そのまま丸山の料亭、花月へ もちろん見に来ただけ
丸山は龍馬も訪れた江戸時代の天下の三大遊郭

出島電停のすぐそばの、復元出島
地元京都の太秦映画村みたい 時間もなくなったので外から見ただけ

長崎は好きだ また行きたい
と思いつつ、もう4年も経ってるのか…