2012-05-02 #4 富良野線 〔北海道〕
06 13, 2012 | デンシャ旅 -北海道(JR)
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2012年5月2日、GW北海道4日目/フリーパスの旅3日目。
留萌本線の旅を終えた僕は、深川から旭川へ舞い戻り、
これから美瑛(びえい)を経て富良野(ふらの)へ至る富良野線を旅するわけで…。
観光客の多そうな、ちょっとニガテな路線だと思われ…。
とか書いてますけど僕、『北の国から』はパロディとかでしか知らない奇特なヤツで、
富良野への思い入れも何もないまま虚心坦懐(のつもり)で列車に乗り込みました。

もっと浮かれてるのかと思ったら、午後の気だるい空気が漂う車内。
観光客と、学生さんなど地元の乗客が半々といった感じでした。

ほぼ中間地点の美瑛駅。
観光客はほとんど降りましたが同じぐらい(の数)乗って来たのも観光客。
やっぱ人気なんですねぇ、美瑛の丘。

美瑛を発ってすぐ、その丘らしきものと雪山が見えてきました。おぉ!

あぁ!これはイイわ確かに(笑)。
色付いたらもっとキレイなんだろうし、丘はこの車窓から見える部分だけじゃないそうだし。

さっきチラっと見えてた十勝岳連峰も壮観!

なるほどなぁ、これが美瑛に富良野かぁ。
天邪鬼で、何か「定番」みたいなのを敬遠しがちな僕でしたが、
やっぱ多くの人が「イイ」って言うものには普遍的な魅力があるんでしょうね。
よし、『北の国から』も一度、見てみるか(笑)。

1時間強ほどで終点の富良野に到着。
下校時間と重なってるのか、折り返しの便は通学列車の様相に。
(つづく)
撮影日:2012年5月2日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)

深川から15:02の函館本線下り2021M、
特急「スーパーカムイ」21号に乗車。3分ほど遅れて到着。
張った頬骨&出っ歯なアジア人顔であんまカッコよくないなぁ。
旭川15:20着の予定も3分遅れ。
富良野線733Dの発車が15:25!
待ってくれてるとは聞いていたが急いで乗り換える。

2、3分遅れで発車、高架の旭川駅から高架で分岐する富良野線へ。
つい最近まで地上駅だったそうだから、コレも真新しいんだろうな。

ずっと美瑛の丘みたいな風景の中を走るような想像してたけど、
前半は生活路線の様相で、ちょっと何か意外だった。

15:41頃、西神楽(にしかぐら)で1758Dと列車交換。

西神楽駅。うーん、フツー。
全線通して、降りてみたいと思うような魅力的な駅舎は美瑛ぐらいだった。

15:59、美瑛駅で2分の停車。
駅舎を見に駈け出たかったが乗降客が多くて諦めた。

何かすごい坂やな、と思って撮ったが
いま調べたら28.6‰(パーミル)のJR北海道最大勾配という急坂らしい。

最後の途中駅・学田(がくでん)のあたりで
進行方向右手に根室本線が寄り添ってくる。

定刻の16:38、終点・富良野に到着。
うわ、何このホームで待つ人の数、とビビったが
よく考えたらもう夕方4時半、家路へ向かう時間帯だ。

利用客は多そうだが駅舎は年季の入った寂しげな感じがした。

今回までで乗車済みの区間(赤線の部分)。
「乗りつぶしオンライン」にて作成。